毎月届く複数の Excel ファイルを1つの表にまとめる
支店や担当者から届く同じ形式の Excel を、Power Query で1つの表にまとめ、翌月からは[更新]だけで済ませる方法です。
よくある今のやり方
届いたファイルを1つずつ開き、コピーして集計用のブックに貼り付けている。ファイルが増えるほど時間がかかり、貼り忘れも起きる。
結論:おすすめの道具
Power Query(Excel の「データの取得と変換」)
フォルダを指定するだけで中のファイルをすべて読み込み、1つの表にできます。手順が記録されるので、翌月はファイルを置き換えて[すべて更新]を押すだけです。マクロではないため、会社のマクロ制限にもかかりません。
3ステップの手順
- STEP 1ファイルを1つのフォルダに集める毎月のファイルを決まったフォルダ(例:「月次報告\2026-10」)に保存します。シート名と列見出しをそろえてもらうのがコツです。
- STEP 2[データ]→[データの取得]→[フォルダーから]フォルダを選び[結合]→[データの結合と変換]を押すと、全ファイルの同じシートが縦につながった表ができます。不要な列の削除や型の変更もここで行います。
- STEP 3[閉じて読み込む]→ 翌月は[すべて更新]結果がシートに表として出ます。翌月はフォルダの中身を入れ替えて[データ]→[すべて更新]を押すだけで、同じ手順がやり直されます。
ほかの方法との比較
- Excel VBA(マクロ):まとめた後に、帳票への転記や印刷までまとめて自動化したい場合
- Office スクリプト(Excel):ファイルが SharePoint に集まり、決まった時刻に自動でまとめたい場合(Power Automate と組み合わせる)
- Power Automate for desktop:ファイルがメールやシステムからしか取れず、集める作業も自動化したい場合
| 道具 | 費用 | 始めやすさ | できること | 会社で使いやすいか |
|---|---|---|---|---|
| ◎ Power Query | 5 | 4 | 2 | 5 |
| VBA | 5 | 3 | 3 | 3 |
| Office スクリプト | 4 | 3 | 3 | 5 |
| PAD | 5 | 4 | 4 | 3 |
点数は自動化ツールランキングと同じ基準(各5点満点)です。
注意点
- 列見出しの名前が1文字でも違うと別の列として扱われます。提出用のテンプレートを配ってそろえてもらいましょう。
- フォルダ内に一時ファイル(~$ で始まるファイル)や別形式のファイルがあるとエラーになります。フィルターで拡張子が .xlsx のものだけに絞ります。
- ファイル名から「支店名」などを取り出したい場合は、Source.Name 列を残して分割します。
もっと詳しく(関連サイトの解説)
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料金・仕様は 2026年10月14日 に各社の公式ページで確認した内容です。変更されることがあるため、導入前に必ず公式ページをご確認ください。